ヘタフェ戦のあと、バルセロナは1週間で2試合をこなした。10月13日はチャンピオンズリーグでガラタサライとアウェイで対戦して4-1。10月17日はラ・リーガ第9節でベティスとアウェイで対戦して5-2。どちらも先制されたり追いつかれたりしながら、後半に一気に突き放す展開だった。
これで公式戦は開幕から11連勝。リーグ戦は開幕9連勝で、1968-69シーズンのレアル・マドリードに並ぶラ・リーガ記録になった。
2試合の結果
| 日付 | 大会 | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|
| 10月13日 | CL リーグフェーズ第2節 | ガラタサライ(アウェイ) | 4-1 勝利 |
| 10月17日 | ラ・リーガ 第9節 | ベティス(アウェイ) | 5-2 勝利 |
CL第2節 ガラタサライ 1-4 バルセロナ
| 時間 | チーム | 得点者 | アシスト・備考 |
|---|---|---|---|
| 28分 | ガラタサライ | バトラコフ | ラファエル・レアンの折り返しから(シュートが味方DFに当たってコースが変わる) |
| 43分 | バルセロナ | ジョアン・カンセロ | ダニ・オルモのボール奪取から |
| 50分 | バルセロナ | フェルミン・ロペス | ラミン・ヤマル |
| 53分 | バルセロナ | アンソニー・ゴードン | ラミン・ヤマル |
| 65分 | バルセロナ | カリム・アデイェミ | 途中出場から得点 |
スタメンはGKジョアン・ガルシア、DFカンセロ、エリック・ガルシア、クバルシ、ジェラール・マルティン。中盤はロドリ、ペドリ、オルモ。前線はヤマル、フェルミン、ゴードン。ハフィーニャはまだ負傷で欠場していた。
「地獄」とも呼ばれるガラタサライのホームでの試合。バルサはボールを持ち続けたものの、28分にレアンの折り返しからバトラコフに先制される。シュートがジェラール・マルティンに当たってコースが変わる、少しついていない失点だった。
それでも前半終了間際の43分、オルモが高い位置でボールを奪い、こぼれ球を拾ったカンセロが1対1を決めて同点。1-1で折り返した。

先制されたときはヒヤッとしたけど、前半のうちに追いつけたのが大きかった。
後半は完全にバルサのペース。50分、ヤマルの右からのクロスにフェルミンが合わせて逆転。3分後の53分にはヤマルのラストパスからゴードンが決めて3-1。59分にオルモとゴードンに代えてジェズスとアデイェミを入れると、そのアデイェミが65分に4点目を奪った。ボール保持率は71%で、最後まで相手にほとんど主導権を渡さなかった。

ヤマルの2アシスト、どっちもきれいすぎる。右サイドから何でも作れる感じ。
ラ・リーガ第9節 ベティス 2-5 バルセロナ
| 時間 | チーム | 得点者 | アシスト・備考 |
|---|---|---|---|
| 10分 | バルセロナ | ラミン・ヤマル | ドリブルから左足でミドルシュート |
| 27分 | ベティス | バレンティン・ゴメス | CKからフォルナルスのクロスを頭で |
| 41分 | バルセロナ | ロドリ | フェルミン・ロペス(左CK) |
| 51分 | バルセロナ | ガブリエウ・ジェズス | ラミン・ヤマル |
| 53分 | ベティス | アブデ | ロ・セルソのスルーパスから |
| 62分 | バルセロナ | エリック・ガルシア | セットプレーからクバルシが頭で落とす |
| 81分 | バルセロナ | ダニ・オルモ | 途中出場後の最初のプレーで |
スタメンはGKジョアン・ガルシア、DFクンデ、クバルシ、ジェラール・マルティン、シャビ・エスパルト。中盤はロドリとペドリ、前線はヤマル、フェルミン、ジェズス、アデイェミ。キャプテンマークはペドリが巻いていた。
この試合はなんといっても10分のヤマルのゴール。右サイドからドリブルで中に入り、ペナルティエリアの外から左足で決めた。得意の角度からの一発で、フリック監督も試合後に「世界最高の選手」と絶賛していた。

あのゴールは何回見てもすごい。わかっていても止められないやつ。
ただ、ベティスもホームで簡単には崩れない。27分にCKからバレンティン・ゴメスに頭で決められて同点。41分にフェルミンのCKをロドリがヘディングで決めて勝ち越し、前半を1-2で終えた。前半の終わりにはロ・セルソのゴールが、その前のハンドで取り消される場面もあった。
後半は51分、ヤマルのクロスからジェズスが決めて1-3。直後の53分にカウンターからアブデに決められて2-3になったが、その直後にベティスのベルナルがヤマルとの接触で一発退場。10人になった相手に対して、62分にエリック・ガルシア、81分には途中出場のオルモがミドルシュートを決めて、最後は5-2で突き放した。
2試合を観て感じたこと
一番の主役は、やっぱりヤマル。ガラタサライ戦で2アシスト、ベティス戦で1ゴール1アシスト。報道によると、今季は公式戦11試合で9ゴール10アシストと、とんでもない数字になっている。
もうひとつ感じたのは、得点者がばらけていること。この2試合だけで、カンセロ、フェルミン、ゴードン、アデイェミ、ヤマル、ロドリ、ジェズス、エリック・ガルシア、オルモと9人がゴールを決めた。ハフィーニャがいなくても、誰かが必ず点を取ってくれる。
一方で、2試合とも先に失点したり追いつかれたりしている。セットプレーからの失点もあったので、強い相手と戦うときはここが課題になりそうだ。

失点はちょっと気になるけど、それ以上に点が取れるのが今のバルサ。観ていて本当に楽しい。
次の試合に向けて
ベティス戦の69分には、ハフィーニャがヤマルに代わって復帰した。次は10月20日、チャンピオンズリーグ第3節でパリ・サンジェルマンとアウェイで対戦する。今季一番の強敵との試合で、開幕からの連勝がどこまで続くか注目したい。
今季のメンバーの背番号や国籍は「2026-27シーズン バルセロナ選手名鑑」にまとめています。
※本記事は公開されている試合結果・報道をもとに、一サポーターの視点でまとめた観戦記です。データや評価に誤りがあればご容赦ください。

