円安のニュースで、自分の資産がどう動くか考えてみた

株
為替のニュースを見る様子

ニュースで「円安が進行」という見出しを見るたびに、自分の資産にどう影響するのかが気になるようになった。改めて整理してみると、影響の仕方は意外とシンプルだった。

資産の大部分は、為替の影響を直接受ける

自分の資産のほとんどは、S&P500、オール・カントリー、NASDAQ100といった海外株式に投資する投資信託だ。こうした投資信託の基準価額は、外国株の値動きを円に換算して計算される。

くま
くま

株価が動いてなくても、資産が増えたり減ったり。最初は不思議だった。

つまり、株価が変わらなくても、円安になれば円換算の評価額は増え、円高になれば減る。資産の増減には、株価だけでなく為替も効いているということだ。

個別株にも為替の影響はある

少額だけ持っていた個別株でいうと、たとえばJTは海外のたばこ事業の比率が高く、円安が業績の追い風になりやすいと言われる。一方で、輸入に頼る部分が多い会社にとっては、円安はコスト増につながる。同じ円安でも、会社によって受ける影響は逆になる。

円安・円高で、評価額はどのくらい動くのか

ざっくり計算してみると分かりやすい。外国株に投資する投資信託を300万円分持っていて、株価がまったく変わらなかったとする。

くま
くま

1円の円安で2万円…。数字にすると、為替の影響の大きさがよく分かる。

  • ドル円が1円円安(例:150円→151円)になると、約0.67%増えて、およそ+2万円
  • 逆に1円円高になると、およそ−2万円

為替が1日で1円動くことは珍しくないので、株価が横ばいの日でも、資産が数万円動くことがある。日々の資産記録をつけていても、増減の理由が為替だった、という日はかなり多い。

「為替ヘッジあり」の投資信託もある

投資信託の中には「為替ヘッジあり」と書かれたものがある。これは、為替の動きの影響を小さくするしくみを使った商品だ。円高になっても評価額が下がりにくい一方で、円安のときの追い風も受けにくくなる。また、ヘッジのためのコストがかかる。

自分が積み立てているS&P500やオール・カントリーは「為替ヘッジなし」のタイプなので、為替の影響をそのまま受けている。どちらがいいというより、こういう選択肢があることは知っておいて損はないと思う。

為替の影響を受けにくくするには

為替を予想するのは難しい。それでも、毎月決まった額を積み立てていれば、円安のときにも円高のときにも買うことになるので、買う値段がならされていく。これは「ドルコスト平均法」と呼ばれる考え方だ。

よくある疑問:円高のときは積み立てを止めたほうがいい?

円高の時期は、同じ円の金額でより多くの外国株を買えるタイミングでもある。逆に円安のときは割高に買っていることになるが、どちらになるかを前もって当てるのは難しい。積み立ては、為替のタイミングを読まずに続けることで、高いときと安いときの買い値をならすやり方だと考えている。

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為替で一喜一憂しすぎない

為替の動きを意識するようになったのは良かったが、円安・円高を予想して売り買いするのは自分には難しい。長く積み立てていれば為替の上下もならされていくと考えて、ニュースは「なるほど」と受け止める程度にしている。

くま
くま

為替は読めない。だから積み立てを続けるだけ、と割り切っている。

※本記事は個人の投資記録・体験に基づく感想であり、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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