少額の個別株で知った「決算またぎ」のこと

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つみたてNISAの積み立てだけではなかなか増えている実感がなくて、個別株にシフトしていた時期があります。買っていたのはJT、三井住友フィナンシャルグループ、NTT、ヤマダ電機。とはいえ、買った金額は1万円ほどの少額でした。

その時期に知った言葉のひとつが「決算またぎ」です。今日はそのことを書いておきます。

決算またぎとは

決算またぎは、企業の決算発表の前から株を持ち続けて、そのまま発表を迎えることです。決算の内容によって、翌日の株価が大きく上がることもあれば、大きく下がることもあります。

くま
くま

良い決算でも下がることがある。最初は意味が分からなかった。

やっかいなのは、数字自体は悪くなくても、市場が期待していた水準に届かなければ株価が下がることがある点です。「良い決算=株価が上がる」とは限らない、というのは個別株を持ってみて初めて意識したことでした。

少額でも、決算の日は気になった

1万円ほどの金額なので、株価が上下しても動く金額は数百円程度です。それでも、自分が持っている会社の決算となると、結果が出る日はなんとなく気になっていました。投資信託を積み立てているだけのときには、まずなかった感覚です。

くま
くま

数百円しか動かないのに、決算の日はそわそわしてた。

決算またぎのリスクを小さくする方法

決算またぎで大きく損をしないために、個人投資家がよく取っている方法は、主に次の3つです。

  • 決算の前に一部だけ売っておく:持っている株を減らして、値動きの影響を小さくする
  • 決算の結果を見てから買う:結果が分かってから判断する。ただし、良い結果ならすでに株価が上がっていることも多い
  • 長く持つと決めて、決算ごとの値動きは気にしない:1回の決算より、数年単位の業績を見る

「市場の予想」と比べて決まる

株価が決算でどう動くかは、市場があらかじめ予想していた数字と比べて決まることが多い。アナリストが出している予想の平均は「コンセンサス」と呼ばれます。決算の数字がこれを上回れば「ポジティブサプライズ」として株価が上がりやすく、下回れば下がりやすくなります。

前の年より利益が増えていても、市場の予想に届かなければ下がります。逆に、利益が減っていても、予想ほど悪くなければ上がることもあります。個別株の決算が難しいと感じるのは、このあたりです。

決算は取引時間のあとに出ることが多い

日本の会社は、取引時間が終わった15時以降に決算を発表することが多いです。最近は夜間に取引できるPTS(私設取引システム)もあり、決算発表の直後に株価が大きく動いているのが分かることもあります。

よくある疑問:決算の内容はどこで見られる?

決算の内容は、会社のホームページの「IR情報」に載る「決算短信」や、決算説明の資料で確認できます。証券会社のアプリでも、主な数字や、前の年との比較がまとめて見られることが多いです。最初は、売上と利益が増えたか減ったか、会社の予想が変わったか、の2つだけ見るだけでも十分だと思います。

関連:決算発表の日はそわそわする、という話/投資信託と個別株、両方やってみて思うこと

少額だったから気楽に学べた

今振り返ると、決算またぎのような個別株ならではのリスクを、損をしても痛くない金額で知れたのはよかったと思っています。これが大きな金額だったら、決算のたびにもっと振り回されていたはずです。

くま
くま

少額で失敗できたのは、いい経験だったと思う。

結局、自分には1社ずつの決算を追いかけるより、市場全体に投資するインデックス投資のほうが合っていると分かりました。今はS&P500とオール・カントリーをコア、NASDAQ100をサテライトにした積み立てが中心です。詳しくは「私が株を始めた経緯」に書いています。

※本記事は個人の投資記録・体験に基づく感想であり、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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