独身のときの転職と、家族がいるときの転職は、考えることがまったく違う。自分は妻と子ども2人の4人家族。家族持ちの30代が転職するときに気をつけたいことを、まとめておく。
1. 家族には早めに相談する
転職は、自分だけの問題ではない。収入や働く時間が変われば、家族の生活も変わる。決めてから報告するのではなく、考え始めた段階で相談しておくと、あとで揉めにくい。
2. できるだけ「辞める前に」次を決める
辞めてから探すと、収入がない期間が生まれる。焦って決めて、また合わない仕事を選んでしまうこともある。家族がいるなら、できるだけ今の仕事を続けながら次を探したほうが安心だ。
3. 生活費の数か月分は確保しておく
転職のタイミングによっては、給料の支払い日がずれて、一時的に収入が減ることもある。念のため、生活費の数か月分くらいは貯金で用意しておきたい。
4. 年収だけで比べない
求人を比べるときは、年収の数字だけでなく、次のようなところも見ておきたい。
- 賞与(ボーナス)があるか、何か月分か
- 家族手当や住宅手当があるか
- 通勤時間はどれくらいか
- 休みの日数と、休みの曜日
- 残業がどれくらいあるか
年収が少し高くても、通勤が長かったり、休みが少なかったりすると、家族との時間が減ってしまう。
5. 住民税は前の年の収入で決まる
住民税は、前の年の所得をもとに決まる。転職して給料が下がっても、しばらくは前の年の高い収入で計算された住民税を払うことになる。1年目は手取りが思ったより少なく感じるかもしれない。
まとめ
家族がいる転職は、慎重になりすぎるくらいでちょうどいいと思う。自分も、SEから工場に戻るときは「給料と安定」を一番に考えた。家族の生活を守れるかどうか。それが、家族持ちの転職でいちばん大事な判断基準だと思う。
転職前にチェックしておきたい家計のポイント
家族がいる転職では、給料の金額だけでなく、生活全体のお金の流れが変わることがある。事前に確認しておきたいのは、次のようなところだ。
- 健康保険の切り替え:会社が変わると、健康保険も変わる。辞めてから次の会社に入るまで期間があく場合は、国民健康保険や任意継続の手続きが必要になる
- 退職金や企業型確定拠出年金:今の会社の制度で、辞めるときにどう扱われるかを確認しておく
- 通勤費や車の維持費:通勤の距離や手段が変わると、毎月の出費も変わる
- 子どもの保育園や学童:勤務時間や休みの曜日が変わると、送り迎えの体制を考え直す必要がある
失業手当のことも知っておく
万が一、次の仕事が決まる前に辞めることになった場合は、雇用保険の失業手当(基本手当)を受け取れることがある。ただし、自己都合で辞めた場合は、受け取れるまでに待つ期間がある。家族がいるなら、こうした制度も含めて、収入がない期間をどう乗り切るかを考えておくと安心だ。
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